都心マンションから離れて「パート1」

都心マンションから離れて「パート1」

都心に近い高級マンションに長年にわたって住み続けてきた老夫婦が神奈川県の海や山にも近い自然環境豊かな賃貸の戸建て住宅に移って都会では味わえなかった人生を味わえた実例を記します。

 

ご主人は東京生まれで東京育ちと言うバリバリの江戸っ子ですが、奥様の方も東京の高校から大学を出て結婚して長い間の東京暮らしをしてきました。

 

若い時から事業を営んでおりましたのでマンションを購入するための頭金もあったので、新婚時代から1DKのマンションを銀行ローンで購入して住み始めました。

 

しばらくして子供が出来たので今までの1DKのマンションを売却して都内の別の場所の2LDKのマンションを購入する事になります。

 

幸いにして売却の時期が日本経済の高度成長期でしたので、買値よりも3割も高値で売れましたので次のマンションのための頭金や購入のための必要経費のための資金も作れました。

 

その後も二人目の子供も出来ましたが、所有マンションですので室内の一部を改装する事で親子3人でも充分に暮らす事が出来るようになり、そのマンションに長年にわたって住み続ける事になります。

 

時が流れて子供たちも成人して結婚して孫もできる時代になり、それぞれが別の家族を形成して行きました。

 

 

結局、残されたのは老夫婦だけになりましたし、自分が長年営んでいた飲食店の事業も後継ぎも無く年齢を考えるといつまで続けられるか悩んでいました。

 

そんな状態でいる内に日本経済はデフレと不況に見舞われて、経営していた飲食業も経営の面で厳しくなってきましたが従業員や取引先との長い御縁もありますので撤退する決断も出来ないでずるずると続けていました。→次章へ続く